手作りを沢山して、子供と楽しみたい。


by ransun
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川俣 正  北海道インプログレス



北海道近代美術館講堂にて午後より、川俣 正レクチャーとシンポジウムがあったので行ってみました。

昨年、テンポラリースペースというギャラリーに行った時にやっていた、川俣正 テトラハウス326(1983年に札幌で行われたプロジェクト)アーカイブを見たときの不思議・・・「!?」な気持ちの答えが知りたかったからかもしれない。

一部のレクチャーでは、若いときからこれまでの作品の紹介や解説など。
二部では、参加者からの質問に答える時間が用意されました。

参加した感想は、とにかくびっくりで二日間くらい、


脳が支配されました048.gif



川俣さんは若いころ作りたいと思った場所に、いきなりゲリラ的にホームレスの家みたいな小屋を作っては警察に注意を受けたり連行されたりしたそうです。
唐突に、作った小屋を写真に収めては撤去したり・・・

飾りっけも愛想もない作品。

でも、その作品のあり方が川俣さんそのものようにも思われ、
そんな風に作品が見えてくると、
札幌の一般住宅1件を廃材を使って内外覆い尽くしてしまったテトラハウス・326も、
ニューヨークの廃墟のような島の中を増殖し覆い尽くしてゆくような作品も、
オランダでの麻薬やアルコール依存者達と作った記の渡り廊下(更生クリニックへ渡る道)も、

沢山の人を巻き込みながら、大きな川俣さん自身になってその場所に存在し、記憶には残るけど撤去されてしまう事にも執着しない潔さ・・・
作品はそっけないのに、感覚的で美しい。

いちいちスケールが大きくパワフルでロックな人だな・・・← 表現力に欠けていてすみません。

って思いました。


自分の常識を
信じすぎるのは
さあ、どうだろう?


・・・と問われるような衝撃がありました。
あっ、全て私の勝手な解釈なんですけど・・・


とても面白かったですし、その魅力に嵌る人がいるのは解るなぁ。

レクチャーの時に語っていたのですが、川俣さんは別に素材として木にこだわっている訳ではなく、
技術が無い人でも簡単に扱えて安価だから使っているそうです。
代わりによい物があれば、何でも良いそうです。

あと、「人と一緒に作品を作る場合60%の出来栄えで良いほう。
妥協ではなく、そういうものだと思うし、自分はあんまり熱中してはいない」とか、

「見返りを考えない」

「一緒に作業する中で掴んでゆく」

「段取りをあえて作るけど現場のリアリティに期待する」

「出来るか出来ないかさえも、どうでも良いのかも・・・プロセスかかわりがアート」

「純粋に作ること、作り続けること。それはアート」

「興味があることをしているだけ。自分がしたいことをする。」

「空間をドローイングしている」        印象に残る言葉が色々ありました。カッコイイ!

                      
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by ransun | 2011-01-22 23:53 | アート